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Ⅰ.ルネサンス音楽
- ヨハンネス・オケゲム
(Joannes Ockeghem、1410?-1497、ブルゴーニュ公国[現在のベルギー付近])
~フランドル楽派の基礎的存在
参考:ウィキペディア「ヨハネス・オケゲム」
日本では、上杉禅秀の乱(1416年~)、応仁の乱(1467年~)など、室町から戦国の世へと乱世の兆しを見せ始めた時期に当たります。
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ヨハンネス・オケゲム ≪ミサ・エッチェ・アンチラ・ドミニ≫の項
「十五・十六世紀ルネサンス音楽のリーダーシップをとっていたのは、フランドル地方(今日の南ベルギーおよび北フランス)出身の
一群の音楽家たちでした。この点が、美術のルネサンスと大きく相違するところでして、音楽のルネサンスはアルプスの北のフランドル楽派の
音楽家によってリードされていたわけです。多数の大作曲家のなかでも、十五世紀後半に現れて、フランドル楽派の基礎をさだめ、
その独特のポリフォニー技法の開拓に貢献したヨハンネス・オケゲムが重要です。(中略)
(アルテック A340A ツイン構成)
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各パートは、それぞれ独自の旋律を紡ぎ出して、無限に流動していきます。
しかも、そこに作りあげられていくハーモニーの充実も聞きのがせません。
つまり、縦、横ともに密度のこい緻密な音楽を作り上げてゆく。
----それこそフランドル音楽の特徴であり、またオケゲムその人の特徴でもあったのです。」
『ミサ・エッチェ・アンチルラ・ドミニ』
邦訳:ミサ曲「われは主のはしためなり」
原題:Missa ecce ancilla domini/Pro Cantione Antiqua/Collegium Aureum
出版元:harmonia mundi

- ジョスカン・デ・プレ
(Josquin Des presz、1440?-1521、フランス)
~フランドル楽派の重要な存在
参考:ウィキペディア「ジョスカン・デ・プレ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ジョスカン・デ・プレ ≪ミサ・パンジェ・リングァ≫の項
「ジョスカン・デ・プレは、先輩オケゲムの後をうけて、十五世紀末から十六世紀の初頭にかけて活躍した、フランドル楽派の
代表的な作曲家です。あのレオナルド・ダ・ヴィンチとほぼ同時代に活躍していますが、レオナルドが美術の上で果たした仕事を、
ジョスカンは、音楽の上で果たしたと評価してよろしいでしょう。」
「バロック音楽」(皆川達夫氏・著)より引用
「彼の<ミサ・パンジェ・リングァ>、モテトゥス<アヴェ・マリア>のような均整ある作品において、
音楽におけるルネッサンス様式は頂点にいたったとみなしてよい。」
『モテトゥスと世俗シャンソン集』
原題:Motets et Chansons・THE HILLIARD ENSEMBLE
お勧めの1曲「アベマリア」(Ave Maria)

『ミサ・バンジェ・リングァ』※在庫確認中
『The Art of the Netherlands
EARLY MUSIC CONSRT OF LONDON directed by DAVID MUNROW』
オケゲム、ジョスカン、イザーク他の盛期ルネサンスにおけるフランドル楽派の曲集。
- ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ
(Giovanni Pierluigi da Palestrina、1525?-1594、イタリア)
~イタリアのルネサンス音楽家“教会音楽の父”
参考:ウィキペディア「ジョバンニ・ダ・パレストリーナ」
WikiPedia「ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ」の項より引用
「ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナは、イタリア・ルネサンス後期の音楽家である。一般に「パレストリーナ」と呼ばれるが、ジョヴァンニが名、ピエルルイージが姓。パレストリーナは後述のように生地である。カトリックの宗教曲を多く残し「教会音楽の父」ともいわれる。
(中略)
イタリア・ルネサンスの時期、音楽はフランドルが中心であり、ローマ教皇庁の音楽隊にもフランドルの音楽家を招くという状態であったが、パレストリーナはイタリア人音楽家として大きな名声を得た。
少なくとも100以上のミサ曲、250以上のモテトを初めとする数多くの教会音楽を作曲し、中でも「教皇マルチェルスのミサ曲」は彼の代表作とされている。(中略)
作品に見られる、順次進行を主体とした簡素・平穏・緻密な合唱様式はパレストリーナ様式と称されている。パレストリーナ自身は音楽理論書を遺したわけではないが、その様式は18世紀のフックスの教本以来厳格対位法の模範であるとされている。」
『教皇マルチェルスのミサ』
原題:MISSA PAPAE MARCELLI 8 MOTETTEN
出版元:ARCHIV

『アッレグリ:ミゼレレ』
原題:ALLEGRI MISERERE
A面:1. ALLEGRI: MISERERE 2. MUNDY: VOX PATRIS CAELESTIS
B面:PALESTRINA: MISSA PAPAE MARCELLI(教皇マルチェルスのミサ)

Ⅱ.バロック音楽
- クラウディオ・ジョヴァンニ・アントニオ・モンテヴェルディ
(Claudio Giovanni Antonio Monteverdi、1567-1643、イタリア)
~バロックオペラの基礎を確立
参考:ウィキペディア「クラウディオ・モンテヴェルディ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
クラウディオ・モンテヴェルディ ≪愛する女の墓にながす恋人の涙≫の項
「モンテヴェルディは、ルネサンス音楽からバロック音楽への移り変りの時点にたつ、イタリアの作曲家です。(中略)
その創作は、ルネサンスふうのマドリガーレが出発点になっていますが、そのなかに言葉と音楽との一致を求めれば求めるほど、
本来ポリフォニーの原理に立つマドリガーレは劇的な「語り」の音楽に変容せざるをえなくなりました。(中略)
彼は生前八巻のマドリガーレ曲集を出版していますが、そこにはルネサンスからバロックへの音楽の移り変りの様相が端的に
しめされていて、たいへん興味ぶかいものがあります。」
「バロック音楽」(皆川達夫氏・著)より引用
「1607年にはマントヴァの町で、クラウディオ・モンテヴェルディ作曲のオペラ<オルフェオ>が初演され、
オペラという楽種の確立に決定的な貢献をはたした。
その後のバロック期の音楽は、この二つの柱-器楽音楽と劇音楽とを中心に展開してゆくことになった。(中略)
その宮廷オペラふうの構成にもかかわらず、モンテヴェルディの音楽の強い説得力には、ただただ驚嘆するほかなかった。
極言すれば、劇音楽として必要な手法は、すべてここに備えられていると評しうる。」
『アリアンナ』 ~「L'Arianna SV291」のうち唯一現存する
原題:Lamento d'Arianna
邦訳:アリアンナの嘆き
出版元:harmonia mundi

『オルフェオ』 ~「L'Orfeo SV318」より
原題:L'ORFEO
出版元:TELEFUNKEN

『聖母マリアのための晩課』(『聖母マリアの夕べの祈り』とも)
原題:VESPRO DELLA BEATA VERGINE
出版元:ERATO

- ハインリヒ・シュッツ
(Heinrich Schütz、1585-1672、ドイツ)
~バッハから100年前のドイツ・バロック音楽の先駆者
参考:ウィキペディア「ハイリヒ・シュッツ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ハインリヒ・シュッツ ≪クリスマス・オラトリオ≫の項
「<クリスマス・オラトリオ>では、その名前のとおり、キリスト降誕のありさまが聖書の言葉によって歌われています。
宗教音楽とはいえ、なにかクリスマス・カードを一枚一枚音楽つきでめくっていくような、そんな楽しさにみちた作品です。
宗教音楽が退屈なもの、むずかしいものと思い込んでいらっしゃる方には、ぜひいちどこのシュッツの曲をお聴きいただきたい。
宗教音楽がいかに人間的な、人間の生きることの根源にせまった音楽であるかということを認識していただきたいものと思います。」
ハインリヒ・シュッツ ≪ムジカーリッシュ・エクゼクヴィーエン≫の項
「<エクゼクヴィーエン>とは<お葬式>ということです。それに<ムジカーリッシェ>、つまり<音楽による・・・>という形容詞がつきますから、<葬儀用音楽>ということになります。(中略)
しばしばシュッツの強くきびしい音楽を恐ろしく、近づきにくいように感じることがありますが、それでいて聞き終わった時の感動のふかさはまたたとえようもありません。本当に不思議な音楽だと思います。」
『マタイ受難曲 SWV 479』
原題:MATTHAUS PASSION
出版元:EMI(TELDIC)

『クリスマス・オラトリオ』
原題:Christmas Story
収録曲:
A面 聖譚曲『Historia der freudenreichen Geburt Jesu Christi SWV 435a』
(イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語)
B面 『Magnificat anima mea Dominum SWV 468』(マニフィカート)
出版元:ORFEO

『ムジカーリッシュ・エクゼクヴィーエン』
原題:Musikalische Exequien SWV 279-281
『ムジカーリッシュ・エクゼクヴィーエン 詩編136』
原題:Musikalische Exequien Psalm 136
出版元:EMI(TELDIC)

- ジャコモ・カリッシミ
(Giacomo Carissimi、1605-1674、イタリア)
~最初のオラトリオ作曲家
参考:ウィキペディア「ジャコモ・カリッシミ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ジャコモ・カリッシミ ≪イエフタ≫の項
「<イエフタ>は、旧約聖書に登場するユダヤの武将イエフタの物語です。「大勝利を与えて下されば、自分が家に帰りついた時、
最初に迎える者を犠牲としてささげます」と誓って、神の守りによって勝利をおさめます。ところが運命のいたずらというのでしょうか、
彼がわが家にたどり着いたときに、父親を迎えにおどりでてきたのは、最愛の娘であったのです。
神との約束によって、やむなく娘を犠牲としてささげることになったイエフタの嘆き、娘の悲しみ、——こうした悲劇的な物語が、
一場のドラマとして、歌われていきます。とくに、最後の娘の死をいたむ人々のコーラスは、名作として知られているものです。」
「バロック音楽」(皆川達夫氏・著)より引用
「カリッシミのオラトリオは旧約聖書からとられ、テノール独唱による説明役を中心に、それぞれの役柄をラテン語で歌ってゆく。
ここではもはや一切の劇的演出は加えられず、いわゆる演奏会形式で歌われるため、かえって音楽の訴えは直接的で強烈なのである。
(中略)
劇の掉尾をかざる嘆きの合唱はまさに圧巻であって、不協和音を何回も何回も積みかさねてゆく単純な構成にもかかわらず、
ふしぎな迫力をもって聞く者にせまってくる。そこに用いられている音がすくなく、単純であるだけに、説得力はなお強まるのである。」
※HP作成者注釈「掉尾」(ちょうび)・・・最後になって勢いが盛んになること。
『JEPHTE ET TROIS MOTETS』
邦題:イェフタ
収録曲:
A面:JEPHTE
B面:MOTET “O QUAM PULCHRA ES”
MOTET “O VULNERA DOLORIS”
MOTET “SALVE, SALVE, PURLLULE”

- ジャン=バティスト・リュリ
(Jean-Baptiste [de] Lully、1632-1687、イタリア)
~イタリア出身のフランス・バロック・オペラ作曲家
参考:ウィキペディア「ジャン=バティスト・リュリ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ジャン・バティスト・リュリ ≪アルミード≫の項
「ジャン・バティスト・リュリは、イタリアに生まれ、フランスで活躍した音楽家です。(中略)
持ちまえの楽才および人をそらさぬ社交の才能を発揮して、たちまちのうちに太陽王ルイ十四世の愛顧を
受けるようになりました。(中略)イタリア人でありながら、フランス・バロック・オペラの基礎を築きあげる
ことにもなったのです。
そのような重要な作曲家であるにもかかわらず、レコード・カタログに収められたレコードの数は
きわめて限られています。それは、(中略)バロック・オペラを現代に再生することがほとんど不可能にちかい
ということの証しにほかなりません。(中略)
当時のオペラ界に君臨していたカストラート歌手の音色をどう現代によみがえさせるか——
解決不可能のいくつもの課題を何とかして解決しない限り、バロック・オペラをわたくしたちが正当に評価する
ということはありえないのです。」
「バロック音楽」(皆川達夫氏・著)より引用
「リュリの死後45年にあるフランスの音楽愛好家は「リュリがまだ生きていて、大きな声で、(中略)楽譜に記しえないような指示を
与えていたころに、リュリのオペラを見たことのある人びとは、あのころのような表現は、もう今日では見られなくなったと感じることで
あろう」と記している。
18世紀の初頭には、すでにリュリ演奏の伝統は失われかけていたのである。この20世紀にリュリの音楽が忘却の彼方に追いやられてしまった
ことは、それなりの理由はあるわけだが、しかし近代フランス音楽の基礎を確定したリュリの功績までを無視することはできない。」
『Grands Motets・Dies Irae .Miserere』
収録曲:
「怒りの日」(「Dies Irae」、ディエス・イレ)
「われを憐れみたまえ」(「Miserere」、ミゼレーレ)
出版元:harmonia mundi

- アルカンジェロ・コレルリ
(Arcangelo Corelli、1653-1713、イタリア)
~バイオリン主体の合奏音楽の作曲家
参考:ウィキペディア「アルカンジェロ・コレルリ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
アルカンジェロ・コレルリ ≪クリスマス・コンチェルト≫の項
「アルカンジェロ・コレルリは、十八世紀前半のヴァイオリン音楽の展開に、重要な貢献をはたした
イタリアの作曲家です。(中略)徹底した厳選主義をとり、どの作品も緻密で均斉ある姿をみせています。(中略)
その気品ある、格調高い音楽の訴えもまたコレルリ独自のものです。(中略)
作品六の合奏協奏曲(死後一七十四年出版)は、少数の独奏者と大きな合奏グループとの対比という、
バロック的構成原理によって、作り上げられています。(中略)
曲集中とくに有名なものは第八番で、(中略)まさに牧歌的なクリスマスの気分にみちた佳曲です。」
アルカンジェロ・コレルリ ≪ラ・フォリア≫の項
「“ラ・フォリア”とは、スペイン由来の低音旋律で、ヴァイオリンが技巧的なパッセージをもって、
次々に新しい上声部を付加してゆく曲種です。この作品にもられた技巧性は、十八世紀のヴァイオリン楽派の
繁栄を反映するものがあり、しかもコレルリ特有の格調の高さも蔵しています。ヴァイオリン独奏曲のなかでも、
とくに記憶されるべき名曲として、ぜひとも一度は聞いておきたいものです。」
「バロック音楽」(皆川達夫氏・著)より引用
「いずれの場合にしても、構成の重点は、小合奏と全合奏との対比にかかっており、
小合奏がとくに際立った超人的な演奏技巧を要求されるようなことはない。
また主題も、小合奏と全合奏に均等に配分され、一方の奏した主題を一方がエコー的に応えたり、
反復したりする形が用いられている。
(中略)
モーツァルトやベートーヴェンの場合とはちがってヴァイオリン奏者とチェロ奏者そして鍵盤奏者の3人で奏される」
『Festliche Barockmusik』
収録曲:「クリスマス・コンチェルト」
(合奏協奏曲 作品6 第8番 ト短調 "Fatto per La notte di Natale")
出版元:DECCA
『合奏協奏曲集 Op.6』
原題:12 CONCERTI GROSSI OP.6
収録曲:
合奏協奏曲 作品6 第1番 ニ長調
合奏協奏曲 作品6 第2番 ヘ長調
合奏協奏曲 作品6 第3番 ハ短調
合奏協奏曲 作品6 第4番 ニ長調
合奏協奏曲 作品6 第5番 変ロ長調
合奏協奏曲 作品6 第6番 ヘ長調
合奏協奏曲 作品6 第7番 ニ長調
合奏協奏曲 作品6 第8番 ト短調
「クリスマス・コンチェルト(fetto per la notte di Natale)」
合奏協奏曲 作品6 第9番 ヘ長調
合奏協奏曲 作品6 第10番 ハ長調
合奏協奏曲 作品6 第11番 変ロ長調
合奏協奏曲 作品6 第12番 ヘ長調
演奏:I MUSICI(イ・ムジチ)
出版元:PHILIPS
『12 CONCERTI GROSSI OP.6』
収録曲:
「ラ・フォリア」(原題:「Variationen über »La Follia« op.5, Nr.12」)
「Sonate in F-dur」(邦題不明)
ほか
演奏者:
Frans Brüggen(バロックフルート)
Anner Bylsma(チェロ)
Gustav Leonhardt(チェンバロ、オルガン)
出版元:PHILIPS
『ヴァイオリン・ソナタ集Ⅱ』
収録曲:
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第4番 ヘ長調」
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第10番 ヘ長調」
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第5番 ト短調」
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第11番 ホ長調」
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第6番 イ長調」
「ヴァイオリン・ソナタ 作品5 第12番 ニ短調 <ラ・フォリア>」
演奏者:
エドゥアルト・メルクス(ヴァイオリン)
〔通奏低音〕
ユゲット・ドレフュス(チェンバロ、オルガン)
ガロ・アトマカヤン(チェロ)
出版元:ARCHIV
- ミシェル=リシャール・ドゥラランド
(Michel-Richard Delalande、1657-1726、フランス)
~フランス・バロック音楽の作曲家で、フランス宮廷オルガニスト
参考:ウィキペディア「ミシェル=リシャール・ドラランド」
ウィキペディア「ミシェル=リシャール・ドラランド」の項より引用
「ミシェル=リシャール・ドラランドはフランス・バロック音楽の作曲家で、フランス宮廷オルガニスト。ジャン=バティスト・リュリやフランソワ・クープランと同時代に、太陽王の宮廷音楽家として活躍。ルイ14世の王女の音楽教師を務め、1714年から没年まで王室礼拝堂の楽長を務めた。」
『rééditions』
収録曲:
「HYMNE «Sacris Solemniis»」(M.R.Delalande)
「GRAND MOTET «Nolite me considerare»」(Pierre Robert)
「TE DEUM」(Eustache du Caurroy)
出版元:ERATO
- ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ
(Giovanni Battista Viotti、1755-1824、イタリア)
~近代バイオリン奏法の父
参考:ウィキペディア「ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ」
ウィキペディア「ジョバンニ・バッティスタ・ヴィオッティ」の項より引用
「ヴァイオリン奏者としてのヴィオッティの影響力は大きい。ピエール・ロードやピエール・バイヨを教え、ルドルフ・クロイツェル(彼らは後に著名な教師となった)に大きな影響を与えた実績から、ヴィオッティは19世紀のフランス・ヴァイオリン楽派の創設の父と呼ばれる。また、弓の製作者フランソワ・トゥルテ(トゥールト)に助言を与え、現在の一般的な弓の形を作り上げた。(中略)
ヴィオッティの最も重要な作品は、かのベートーヴェンに影響を与えたとされる、29曲から成るヴァイオリン協奏曲だろう。第22番イ短調、第23番ト長調などが有名であるが、とりわけ第22番イ短調は、上級の学生演奏家を中心に、今日に於いても演奏頻度が極めて高い。ヴィオッティの作品の多くはヴァイオリンが顕著に活躍し、21曲から成る弦楽四重奏曲ではハイドンの開拓した「均衡の取れた構成」が大きく無視され、第1ヴァイオリンが独奏の役目を果たしている。室内楽曲に於いて彼は、2台のヴァイオリンとバスなど、より伝統的な組み合わせを用いている。」
ウィキペディア「ヴァイオリン協奏曲第22番 (ヴィオッティ)」の項より引用:
「ブラームスやヨアヒムはこの曲の賛美者である。
ブラームス自身はベートーヴェンのコンチェルトよりもこの曲を好み、
ヨアヒムのヴァイオリンと彼のピアノで何回も合奏を楽しんでは、その度に感激していたという。
またベートーヴェンもヴィオッティの作品はよく知っており、影響を受けたといわれている。
『ヴァイオリン協奏曲第22番』(Concherto No.22)
収録曲:
「ヴァイオリン協奏曲第22番(バイオリン、オーケストラ)」
「ヴァイオリン協奏曲第22番(ピアノ、バイオリン、弦楽合奏団)
出版元:turnabout
- ヘンリー・パーセル
(Henry Purcell、1659-1695、イギリス)
~イギリスを代表するバロック音楽家
参考:ウィキペディア「ヘンリー・パーセル」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ヘンリー・パーセル ≪ダイドーとイーニアス≫の項
「十七世紀前半のイギリスは、クロンウェルの共和制によって芸術活動を抑制する政策がとられたため、音楽の不振をきたしていました。
しかしその後の王政復古に入って、フランスやイタリアの音楽を積極的に取り入れようとした結果、イギリスバロック音楽がゆたかに
展開することになったのです。
その代表的な音楽家は、わずか三十六歳で夭逝したヘンリー・パーセルでした。彼は、鍵盤楽器のための音楽、弦楽合奏曲、あらゆる分野で
すぐれた作品を残していますが、劇のための付帯音楽、とりわけオペラ(中略)において後世に名を残す仕事をはたしました。」
『Ode à Sainte Cécile』
収録曲:
聖セシリアの祝日のためのオード
「めでたし!輝かしきセシリアよ(Hail, bright Cecilia!)」Z.328(1692)
※カウンター・テナー:Alfred Deller
出版元:harmonia mundi
- アンドレ・カンプラ
(André Campra、1660-1744、フランス)
~フランス後期バロック音楽の宗教曲と歌劇を代表する作曲家
参考:ウィキペディア「アンドレ・カンプラ」
ウィキペディア「アンドレ・カンプラ」の項より引用
「アンドレ・カンプラはフランスの作曲家・指揮者・聖職者。
ジャン=バティスト・リュリとジャン=フィリップ・ラモーの中間世代にあたる。
フランス後期バロック音楽の宗教曲と歌劇を代表する作曲家として名高い。
とりわけ《死者のためのミサ曲》は、ジャン・ジルの作品と並び立つ存在である。」
『死者のためのミサ曲 Requiem』
原題:MESSE DES MORTS (Requiem)
出版元:ERATO
『UNBEKANNTE CONSTBARKEITEN』(B面)
収録曲:Nativitas Domini Nostri Jesu Christi
出版元:schwann MUSICA MUNDI
- マルカントワーヌ・シャルパンティエ
(Marc-Antoine Charpentier、1643?-1704、フランス)
~フランス盛期バロック音楽を代表する作曲家
参考:ウィキペディア「マルカントワーヌ・シャルパンティエ」
ウィキペディア「マルカントワーヌ・シャルパンティエ」の項より引用
「マルカントワーヌ・シャルパンティエはフランス盛期バロック音楽を代表する作曲家。多作家で洗練された作曲家であり、主に宗教曲が重要な、ジャン=バティスト・リュリの同時代人である。フランス宮廷とほとんど関連を持たず、現代になって重要性が再認識されたため、生涯や経歴に不明な点が多い。
(中略)1672年ごろに、ジャン=バティスト・リュリと不和になったモリエールと協力関係に入る。(中略)この時期の最も有名な作品が、《テ・デウム ニ長調》と《聖母被昇天ミサ曲 Mass "Assumpta Est Maria" 》である。
宗教曲のほかに、舞台音楽や、分類しにくい小品がたくさんある。それらの小品は、当時のイタリアのカンタータに似て、一つか二つの声楽パートと器楽のために作曲されており、楽種の名称を除けばほとんど共通点がある。シャルパンティエ自身はそれらの小品を「エール・セリユ(air sérieux 、厳粛なアリア)」とか「air à boire」と呼んだ。これらはフランス語ならばそうであろうが、イタリア語ならばカンタータと総称されるべきだろう。
(中略)
《テ・デウム ニ長調》の前奏曲は、ヨーロッパ放送連合のsignature tuneとしてきわめて有名で、ウィーン・フィルハーモニー・ニューイヤー・コンサートやユーロヴィジョン歌唱コンテストの開始テーマにも使われている。」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
マルカントワーヌ・シャルパンティエ ≪真夜中のミサ≫の項
「シャルパンティエという作曲家は、はじめ画家を志してイタリアに留学したのですが、カリッシミのオラトリオを聞いて感動のあまり画家になることをやめ、音楽家になってしまった人です。
ややもすればせまい通人のための音楽に傾きがちのルイ王朝のフランス音楽作品のなかで、シャルパンティエの作品だけがひろい聴衆にむかって開かれた方向をしめすのも、シャルパンティエその人の生き方と関係があるのかもしれません。」
『テ・デウム』
原題:TE DEVM
出版元:ERATO
『聖母被昇天ミサ曲』
原題:Missa Assumpta est Maria
出版元:ERATO
『UNBEKANNTE COSTBARKEITEN』(A面)
原題:Messe de Minuit pour Noël
邦題:降誕祭前夜のミサ曲(真夜中のミサ曲)
出版元:schwann MUSICA MUNDI
『4つのヴィオールのためのコンセール』
原題:Concert pour quatre parties de violes
出版元:MUSICA MUNDI
『MEISTERWERKE DES FRANZÖSISCHEN BAROCK』
収録曲:4つのヴィオールのためのコンセール
(Concert pour quatre parties de violes)
出版元:MUSICA MUNDI
- カルミナ・ブラーナ
(Carmina Burana)
~19世紀始め頃にドイツ南部のバイエルン州で発見された詩歌集
参考:ウィキペディア「カルミナ・ブラーナ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
「十一世紀のころから十三世紀ごろにかけて、ヨーロッパには(中略)就職にあぶれて、世をすね、反体制的な心情を
もつにいたったインテリたち(中略)がラテン語によって愛や酒や教会批判やらをうたった歌曲は、今日<カルミナ・ブラーナ>
という名前の歌曲集で残されています。(中略)
そこには、既成道徳や宗教に律されない生々とした人間感情がみられ、二十世紀人の心情にも通じる何ものかが聞きとられます。
やや取りすましたトルヴェールやミンネゼンガー歌曲とはちがった、より赤裸々の人間像というわけですね。」
『カルミナ・ブラーナ』
原題:『ORFF: CARMINA BURANA』
収録曲:
FORTUNA IMPERATRIX MUNDI (FORTUNE, EMPRESS OF THE WORLD)
Ⅰ PRIMO VERE (IN SPRINGTIME)
Ⅱ IN TABERNA (IN THE TAVERN)
Ⅲ COUR D'AMOUR (THE COURT OF LOVE)
指揮者:LEOPOLD STOKOWSKI
出版元:FULL DIMENSIONAL SOUND
『CARMINA BURANA volume1 VERSION ORIGINALE & INTEGRALE』
収録曲:
CARMINA GULATORUM ET POTATORUM
CARMINA AMORIS INFELICIS
指揮者:RENÉ CLEMENGIC
出版元:harmonia mundi
- フランソワ・クープラン
(François Couperin、1668-1733、フランス)
~バッハと並ぶ教会オルガンとハープシコードの名手、いわば〝フランスのバッハ〟
参考:ウィキペディア「フランソワ・クープラン」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
フランソワ・クープラン ≪教区教会のためのオルガン・ミサ≫の項
「フランスのクープラン家は、バッハ家と同様、代々すぐれた音楽家を生みだしてきたことで有名な家柄です。(中略)
フランソワがオルガンのために作曲した作品では、二曲のオルガンのためのミサ(教区教会のためのミサ曲、修道院のためのミサ曲)
が重要です。いずれも、カトリックのミサ典礼をオルガンによって華々しく装おうという意図から作曲されていますが、
その音色感、透明な構成などの点でドイツ・オルガン音楽とはひと味ちがったものをしめしているのです。」
フランソワ・クープラン ≪恋のうぐいす(クラブサン曲集より)≫の項
「太陽王ルイ十四世はフランソワ・クープランの楽才をみとめ、わずか二十五歳の彼を宮廷礼拝堂つきオルガン奏者に任命しています。(中略)
「ヴェルサイユのバラ」ではありませんが、王朝趣味の局地にクープランの音楽作品があるわけです。(中略)
<恋のうぐいす>は、(中略)恋人をよび求める夜鶯の声が、はなやかな装飾音のなかに、やるせなく歌われていきます。
『LA REINE DES COEURS』
収録曲:
第8組曲 <9曲収録>
ロンド
パッサカリア
ほか
第14組曲 <7曲収録>
恋のうぐいす
キタイロンの鐘
ほか
第21組曲 <5曲収録>
出版元:argo
『MASTER WORKS FOR ORGAN VOLUME4』
収録曲:
[François Couperin]
修道院のためのミサ曲(MESSE POUR LES CONVENTS)
[Louis Couperin](F.Couperinのおじ)
ALLEMANDE in G minor
SARABANDE en canon in D minor
CHACONNE in G minor
出版元:nonesuch
『クープラン作品集』
収録曲:
リュリ賛歌
コレルリ賛歌
趣味の合奏曲 第10番「ラッパ」
指揮:ルイ・オーリアコンブ(Louis Auriacombe)
演奏:トゥールーズ室内管弦楽団(Orchestre de Chambre de Toulouse)
出版元:EMI
- ジャン・ジル
(Jean Gilles、1668-1705、フランス)
参考:ウィキペディア「ジャン・ジル」
ウィキペディア「ジャン・ジル」の項より引用
「ジャン・ジルはフランス盛期バロック音楽の作曲家。南仏に留まって専ら宗教音楽家として活動した。数々の宗教曲の中でも、とりわけ《レクィエム》はアンドレ・カンプラのものと並んで、フランス宮廷でも賞せられた。
(中略)37歳になった矢先に夭折しているが、死を予感してレクィエムやいくつかのモテットを自分の葬儀のために作曲している。これらの宗教曲は、同じ南仏出身のカンプラをはじめ、同時代の多くの音楽家の注目を惹いた。
ジルのレクィエムや15のモテット、いくつかの《エレミアの哀歌》は、独唱者が歌う部分と合唱に歌われる部分との交替によって、コンチェルタート様式を取り入れており、間違いなくイタリア・バロック音楽からの影響を示している。コンチェルタート様式によるレクィエムの例は、すでにカンプラの《死者のためのミサ曲》にも見出されるが、ジルの作例はカンプラほどポリフォニックでないが、対比の原理がより劇的に利用されているといった相違点も見受けられる。
ジルのレクィエムは、パリの有名なコンセール・スピリテュエルによって15回上演されたほか、ラモーやポーランド王スタニスワフ1世、ルイ15世の葬儀でも演奏された。ピエール=ルイ・ダカンは私信の中で、ジルがもっと長く生きていられたならば、間違いなくドラランドの後任に選ばれたであろうと述べている。」
『Messe des morts (Requiem)』
指揮:Philippe Herreweghe
出版元:ARCHIV PRODUKTION
- ジャン=フィリップ・ラモー
(Jean-Philippe Rameau、1683-1764、フランス)
~リュリ以後の王朝期フランス音楽を代表する最大の作曲家
参考:ウィキペディア「ジャン=フィリップ・ラモー」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
ジャン=フィリップ・ラモー ≪めんどり(新クラヴサン曲集より)≫の項
「ジャン=フィリップ・ラモーは、リュリ以後の王朝期フランス音楽を代表する最大の作曲家です。
(中略)ラモーは宮廷音楽家として近代和声理論を基礎づけるという、すぐれた業績を残しましたが、
作曲家としてはとくにオペラとクラヴサン(チェンバロ)のジャンルで見るべきものがあります。(中略)
<めんどり>という曲は、「コッコッココッ」という鶏の鳴き声を描写的に扱っているもので、
さして音楽的内容のある作品ではありませんが、それがたんなる皮相的な標題音楽に終わらず、
フランスならではの詩情とエスプリを宿している点で、独特です。
その意味でクープランやラモーたちのフランス・クラブサン音楽は、ドビュッシーやラヴェルらの
ピアノ音楽の先駆となりました。」
『コンセール・クラヴサン小品集』
収録曲:
コンセールによるクラヴサン曲集第1組曲(Premier concert)より
クリカン(La Coulicam)
リヴリ(La Livri)
ヴェジネ(Le Vezinet)
コンセールによるクラヴサン曲集第4組曲(Quatrième concert)より
パントマイム(パントミム)(La pantomime)
軽はずみなおしゃべり(無遠慮)(L'indiscrète)
ラ・ラモー(La Rameau)
コンセールによるクラヴサン曲集第5組曲(Cinquièe concert)より
ラ・フォルクレ(La Forquerey)
ラ・キュピ(キュピス)(La Cupis)
ラ・マレ(La Marais)
コンセールによるクラヴサン曲集第2組曲(Deuxième concert)より
ラボルド(La Laborde)
ブコン(La Boucon)
アガサント(うるさいもの)(L'agaçante)
メヌエットⅠ&Ⅱ(Menuet Ⅰ&Ⅱ)
コンセールによるクラヴサン曲集第3組曲(Troisième concert)より
ラ・ポプリニエール(La Pouplinière)
内気(La timide)
タンブランⅡ(Tambourin Ⅱ en rondeau)
出版元:PAVANE RECORDS
『MEISTERWERKE DES FRANZÖSISCHEN BAROCK』
収録曲:
クラヴサン曲集第5組曲(ト長調)より
エジプトの女 (L'Egyptienne)
メヌエット1,2 (Menuet Ⅰ&Ⅱ)
クラヴサン曲集第3組曲(ニ短調)より
やさしい訴え(ロンドー)(Les tendres plaintes )
クラヴサン曲集第2組曲(ホ短調)より
ロンドー形式によるジーグⅠ (Gigue en rondeau)
ダルダヌスのリゴドン (Rigaudon de Dardanus)
(以上、Jean-Philippe Rameau)
出版元:MUSICA MUNDI
- ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエ
(Joseph Bodin de Boismortier、1689-1755、フランス)
~フランス盛期バロック音楽の最初のフリーランス作曲家
参考:ウィキペディア「ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエ」
ウィキペディア「ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエ」の項より引用
「ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエはフランス盛期バロック音楽の作曲家。器楽曲、カンタータ、オペラ・バレ、声楽曲と幅広いジャンルを手懸けただけでなく、庇護者なしで、新作の創作とその出版のみによって生計を立てることのできた、最初のフリーランスの作曲家である。ラモーと並んで、ロココ時代の音楽趣味を担った一人である。
(中略)
ボワモルティエは、イタリアのコンチェルト形式を消化した最初のフランス人作曲家である。フランス風の、独奏楽器を選択できる協奏曲を最初に作曲したのもボワモルティエである(《ヴィオロンセル、ヴィオールまたはバッソンのための協奏曲》1729年)。ボワモルティエは、フルートのために数多くの作品を作曲しただけでなく、フルート教則本も執筆した(ただし現在は散逸)。現在もしばしば演奏される作品は、《セレナーデ(またはサンフォニー)第2番 Deuxieme Serenade Ou Simphonie》である。」
『MEISTERWERKE DES FRANZÖSISCHEN BAROCK』
収録曲:
Orchestersonate a-moll op.34,6
(英題:Orchestral sonata in A minor)
(仏題:Sonate pour cordes en la mineur)
出版元:MUSICA MUNDI
- ジャン=マリー・ルクレール
(Jean-Marie Leclair、1697-1764、フランス)
~18世紀フランスにおけるヴァイオリン演奏の巨匠
参考:ウィキペディア「ジャン=マリー・ルクレール」
ウィキペディア「ジャン=マリー・ルクレール」の項より引用
「ジャン=マリー・ルクレールは、バロック音楽の作曲家で、18世紀フランスにおけるヴァイオリン演奏の巨匠である。フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者と見做されている。
ヴァイオリンのための数々のソナタや協奏曲のほか、トリオ・ソナタや、フルートと通奏低音のためのソナタを遺している。」
『MEISTERWERKE DES FRANZÖSISCHEN BAROCK』
収録曲:
Orchestersonate Nr.3 d-moll
(英題:Orchestral sonata in D minor)
(仏題:Sonate pour cordes en ré mineur)
出版元:MUSICA MUNDI
- ディートリヒ・ブクステフーデ
(Dieterich Buxtehude、1637頃-1707、ドイツ)
~ドイツバロック音楽のオルガン奏者
参考:ウィキペディア「ディートリヒ・ブクステフーデ」
ウィキペディア「ディートリヒ・ブクステフーデ」の項より引用
「ディートリヒ・ブクステフーデは、17世紀の北ドイツおよびバルト海沿岸地域、プロイセンを代表する作曲家・オルガニストである。(中略)
1667年11月5日、リューベックの聖マリア教会のオルガニストであるフランツ・トゥンダーが死去し、1668年4月11日、ブクステフーデがその後任に選出される。3段鍵盤、54ストップを備える聖マリア教会の大オルガンは銘器の誉れ高く、同教会のオルガニストは北ドイツの音楽家にとって最も重要な地位の1つとされていた。(中略)
ブクステフーデが音楽家としての手腕を発揮したのは、(中略)アーベントムジーク(夕べの音楽:Abendmusik)においてである。(中略)アーベントムジークは入場無料ということもあって高い人気を博し、ブクステフーデの名声はリューベックを超えて広まる。アーベントムジークの経済的負担は決して軽いものではなかったが、誠実なブクステフーデは市の有力者の理解と支援を得ることができた。市長ペーター・ハインリヒ・テスドルプフは、後年「亡きブクステフーデが私に天国のような憧れを予感させてくれた。彼は聖マリア教会におけるアーベントムジークに大いに力を尽くした」と語っている。」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
「ドイツの作曲家ブクステフーデは、十七世紀後半に北のハンザ都市リューベックで活躍していました。とりわけ(中略)「夕べの音楽」は、当時のドイツでももっとも有名な音楽イヴェントでした。(中略)
あの大バッハも、ブクステフーデの演奏を聞くために、遠い中央ドイツから徒歩旅行で
リューベックの町にやってまいりましたし、(中略)大バッハは、ブクステフーデにすっかり感激してしまい、
そのアルンシュタットのオルガニストの職務を四ヵ月も放り出して、のちに大目玉を食うことになってしまったのです。」
『BUXTEHODE vol.2』
収録曲:
[A面]
前奏曲とフーガ ホ短調 (Prélude et fugue en mi mineur) ※
シャコンヌ ハ短調? (Chaconne en ut mineur) ※
コラール「来たれ聖霊よ、主なる神よ
(Komm, heiliger Geist, Herr Gott)」BuxWV.199
前奏曲とフーガ ホ短調 (Prélude et fugue en mi mineur) ※
[B面]
Toccata en fa majeur ※邦題不明
コラール「天にましますわれらの父よ
(Vater unser in Himmelreich)」BuxWV.219
前奏曲とフーガ ホ短調 (Prélude et fugue en mi mineur) ※
※記載内容が少ないため、邦題は推測したものです。
教会オルガン:ALKMAAR (オランダ Saint-Laurent教会?)
出版元:harmonia mundi
『BUXTEHUDE vol.3』
収録曲:
[A面]
前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調?
(Prélude, fugue et chaconne en ut majeur) ※
コラール「かくも喜びに満てるこの日
(Der Tag, der ist so freudenreich)」BuxWV.182
Fugue en ut majeur ※邦題不明
Toccata et fugue en fa majeur ※邦題不明
コラール「天にましますわれらの父よ
(Vater unser in Himmelreich)」BuxWV.219
コラール「主イエス・キリストよ、われはことごとく知れり
(Herr Jesu Christ, ich weiss gar Wohl)」BuxWV.193
[B面]
パッサカリア ニ短調? (Passacaille en ré mineur) ※
組曲「主に感謝を捧げよ」? (Partita:《Danket dem Herrn》) ※
Prélude et fugue en ré mineur ※邦題不明
コラール「わがもとに来たれ、と神の子語りたもう (Kommt her zu mir, spricht Gottes Sohn)」BuxWV.201
Prélude et fugue en ré majeur ※邦題不明
※記載内容が少ないため、邦題は推測したものです。
教会オルガン:ALTENBRUCH (ドイツ Saint-Nicolas教会?)
出版元:harmonia mundi
- ジュゼッペ・タルティーニ
(Giuseppe Tartini、1692-1770、イタリア)
~イタリア・バロック後期の作曲家にして、ヴァイオリンの名手
参考:ウィキペディア「ジュゼッペ・タルティーニ」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
「ヴァイオリンの技法を徹底的に開拓し、ヴァイオリンの弓を長くしたり、
装飾法などの新しい奏法を創始したりしました。音楽理論の面でも優れた仕事をしていますが、
彼のヴァイオリンの名人芸(ヴィルテゥオーソ)を遺憾なく発揮したのが、この<悪魔のトリル>です。」
『SIX SONATES POUR VIOLON, VIOLONCELLE & CLAVECIN
le Trille du Diable』
収録曲:
[A面]
SONATE EN LA MAJEUR OP.1 No1
SONATE EN SOL MINEUR OP.1 No10
[B面]
SONATE EN FA MAJEUR OP.1 No12
SONATE EN LA MINEUR OP.2 No7
SONATE EN DO MAJEUR OP.2 No6
SONATE EN SOL MIEUR "LE TRILL DU DIABLE"(悪魔のトリル)
出版元:ERATO
- チャールズ・エイヴィソン
(Charles Avison、1709-1770)
~バロックから古典派にかけてのイギリスの作曲家
参考:ウィキペディア「チャールズ・エイヴィソン」
『12 CONGERTI GROSSI after DOMENICO SCARLATTI』
邦題:ドメニコ・スカルラッティのソナタに基づく12の合奏協奏曲
出版元:PHILIPS
- ゲオルク・フィリップ・テレマン
(Georg Philipp Telemann、1681-1767)
~後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家
参考:ウィキペディア「ゲオルク・フィリップ・テレマン」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
「テレマンは、大バッハやヘンデルと同じ頃にドイツに活躍した音楽家ですが、その令名はバッハ・ヘンデルをしのいで、全ヨーロッパになりひびいていました。すべての人々に平易に魅力的に語りかけるその職人芸とサービス精神こそ、テレマンの本領であり、ひろい大衆的な人気を博した秘密なのです。日本文学における吉川英治か井上靖のような存在といえば、よろしいでしょうか。
この管弦楽組曲<水上の音楽>は、(中略)威風堂々たるフランスふうの序曲と、描写的な表題を持つ九つの楽章からできています。(中略)第九楽章の<ハンブルクの潮の満干>では、曲の後半が前半の音型のさかさの形を用いるイギリスのジグ舞曲の構成法を利用して、潮がだんだん満ちてまた満ちてゆく有様を、ユーモラスにえがいています。
<ターフェルムジーク>-訳せば「食卓音楽」です。(中略)当時は王侯貴族の祝典用音楽として演奏されたようです。(中略)
音楽的にも充実していて、当時の合奏、独奏のもろもろのテクニックをフルに動員した、優れた作品です。(中略)
その昔の王侯貴族のひそみにならって、この曲のレコードを聞きながら、楽しく食事をするのも一興だと思います。」
『DIE OUVERTÜREN DER TAFELMUSIK』
邦題:ターフェルムジーク
出版元:TELEFUNKEN
演奏:Concherto Amsterdam
指揮:Frans Brüggen
『10 Triosonaten』
邦題:トリオ・ソナタ
出版元:TELEFUNKEN
演奏:Kees Boeke(バロックフルート)
Alice Harnoncourt(ヴァイオリン)
Wouter Möller(チェロ)
Bob van Asperen(チェンバロ)
『WASSERMUSIK »HAMBUGER EBB UND FLUHT«』
邦題:水上の音楽「ハンブルクの潮の満干」
出版元:ARCHIV
『Doppelkonzerte・Double Concertos』
出版元:TELEFUNKEN
『TRUMPET CONCERTOS』
原題:トランペットと2つのオーボエのコンチェルト
出版元:PHILIPS
収録曲:Concerto in D・D-dur・en Ré ほか
- ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ
(Giovanni Battista Pergolesi、1710-1736)
~古典派音楽の様式を最も早く示した
参考:ウィキペディア「ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ」
ウィキペディア「ジョバンニ・ヴァッティスタ・ペルゴレージ」の項より引用
「1735年、オペラ『オリンピアーデ』をローマで初演するが失敗しナポリへ戻る。この頃から結核のため体調が悪化し、宗教音楽の作曲に取り組むようになり、1736年にはナポリ近郊ポッツオーリの聖フランチェスコ修道院に療養に移る。ナポリ在住貴族の集まり「悲しみの聖母騎士団Cavalieri della Virgine dei Dolori」から委嘱された『スターバト・マーテル Stabat Mater』(悲しみの聖母)を余力を振り絞って書き上げ、まもなく息を引き取った。26歳の若さであった。
生前の成功は限られたものであったが、没後人気が上昇し、その結果として偽作が大量に出回ることにもなった。多数の作品が誤って彼の作曲とされ、その混乱は1939~42年の〈作品全集〉にまで及んでいる。
20世紀前半にはイーゴリ・ストラヴィンスキーがペルゴレージの作品の中から数曲を選び、和音などに変更を加えてバレエ音楽「プルチネルラ」とした。形を変えながらもペルゴレージの作品が新古典主義の幕開けを告げたことは興味深い。」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫氏・著)より引用
「オペラという芸術は、十七世紀初頭以来イタリアで順調な発展をつづけ、十八世紀中頃にひとつの高い頂点を築き上げました。(中略)その題材もギリシア神話とか古代ローマの英雄の物語といった、非日常的な内容であっただけに、人間的な感情、存在感というものが失われがちであったのです。それに対して、ペルゴレージが作ったオペラ・ブッファ(喜歌劇)は、平凡な市井の人物のリアルな生活感情をみごとに歌い上げて、広い支持を勝ち得ることになったのでした。」
『STABAT MATER』
邦題:スターバト・マーテル
出版元:ARCHIV
- アントニオ・ルーチョ・ヴィヴァルディ
(Antonio Lucio Vivaldi、1678-1741、イタリア)
~イタリアバロック音楽における器楽音楽の大家にして、
同時にその後の古典派器楽音楽の基礎的存在
参考:ウィキペディア「アントニオ・ヴィヴァルディ」
『GLORIA D-Dur / Koncertd-moll』
収録曲:
アレクサンドロ・マルチェロ
オーボエと合奏協奏曲
Gloria D-Dur(グローリア ニ長調) ~ヴィヴァルディ
Konzert d-moll ~アレサンドロ・マルチェロ
演奏:カーレスリンナー・ベルナーカマーオーケストラ
出版元:BASF
『協奏曲 作品6番・7番』
演奏:クラウディオ・シモーネ/イ・ソリスティーベネティー
出版元:ERATO
『VIVALDI QUATTRO CONCERTI』
収録曲:
ヴァイオリン協奏曲イ長調「遠くのこだま(Per eco)」RV.552,F.I-139,P.222
協奏曲イ短調RV.108,F.XII-11,P.77
ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬(L'Inverno)」Op.8-4,RV.297,F.I-25,P.442
フルート(リコーダー)協奏曲ハ短調RV.441,F.VI-11,P.440
出版元:ERATO
『協奏曲(VOL1)』
収録曲:RV447 464 452 453 461 454
演奏:クラウディオ・シモーネ/イ・ソリスティーベネティー
出版元:ERATO
『協奏曲(VOL2)』
収録曲:RV 64 456 451 455 448 465
演奏:クラウディオ・シモーネ/イ・ソリスティーベネティー
出版元:ERATO
『協奏曲 作品3 ラ・エストロ・アルモニコ(調和の霊感)』
演奏:アカデミー・アンセントミュージック
出版元:英・デッカ
※参考
『VIVALDI-BACH』も所蔵しています
ラ・エストロ・アルモニコ全12曲の中から、J.S.バッハにより編曲された曲を収録。
収録曲:
4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1065>
〔※原曲はA.ヴィヴァルディ作品3-10〕
協奏曲第7番ヘ長調BWV.978>〔※原曲はA.ヴィヴァルディの作品3-3〕
『VIVALDI』
収録曲:
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.6-1,RV.324
ヴァイオリン協奏曲変ホ長調Op.6-2,RV.259
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.6-3,RV.318
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.6-4,RV.216
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.6-5,RV.280
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.6-6,RV.239
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-1,RV.465
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.7-2,RV.188
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.7-3,RV.326
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.7-4,RV.354
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7-5,RV.285a
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.7-6,RV.374
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-7,RV.464
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.7-8,RV.299
〔※バッハがcemb協奏曲ト長調BWV973に編曲した原曲〕
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.7-9,RV.373
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7-10,RV.294a
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.7-11,RV.208a
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.7-12,RV.214
演奏:シモーネ・ベネティー
出版元:ERATO
『6 BASSOON CONCERTOS・FAGOTTOCONZERTE』
収録曲:
ファゴット協奏曲ヘ長調RV.485
ファゴット協奏曲変ロ長調RV.503
ファゴット協奏曲変ホ長調RV.483
ファゴット協奏曲イ短調RV.497
ファゴット協奏曲ハ長調RV.473
ファゴット協奏曲ト長調RV.492
演奏:ムジチ合奏団/ファゴット:クラウス・トゥーネマン
出版元:フィリップス
『ヴィヴァルディー協奏曲全集』
演奏:イムジチ合奏団
出版元:フィリップス
収録曲:
<作品3番>「ラ・エストロ・アルモニコ」(調和の幻想)
4つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調Op.3-1,RV.549,F.IV-7,P.146
協奏曲ト短調Op.3-2,RV.578,F.IV-8,P.326
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310,F.I-173,P.96
〔※バッハが協奏曲第7番ヘ長調BWV.978に編曲した原曲?〕→所蔵
4つのヴァイオリンのための協奏曲ホ短調Op.3-4,RV.550,F.I-174,P.97
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ長調Op.3-5,RV.519,F.I-175,P.212
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-6,RV.356,F.I-176,P.1
協奏曲ヘ長調Op.3-7,RV.567,F.IV-9,P.249
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8,RV.522,F.I-177,P.2
〔※バッハがオルガン協奏曲イ短調BWV593に編曲した原曲〕
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.3-9,RV.230,F.I-178,P.147
〔※バッハがチェンバロ協奏曲ニ長調BWV972に編曲した原曲〕
協奏曲ロ短調Op.3-10,RV.580,F.IV-10,P.148
〔※バッハがチェンバロ協奏曲イ短調BWV1065に編曲した原曲〕→所蔵
協奏曲ニ短調Op.3-11,RV.565,F.IV-11,P.250
〔※バッハがオルガン協奏曲ハ短調BWV596に編曲した原曲〕
ヴァイオリン協奏曲ホ長調Op.3-12,RV.265,F.I-179,P.240
〔※バッハがチェンバロ協奏曲ハ長調BWV976に編曲した原曲〕
<作品4番>「LA STRAVAGANZA」
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.4-1,RV.383a,F.I-180,P.327
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.4-2,RV.279,F.I-181,P.98
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.4-3,RV.301,F.I-182,P.99
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.4-4,RV.357,F.I-183,P.3
ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.4-5,RV.347,F.I-184,P.213
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.4-6,RV.316a,F.I-185,P.328
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.4-7,RV.185,F.I-186,P.4
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.4-8,RV.249,F.I-187,P.253
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.4-9,RV.284,F.I-188,P.251
ヴァイオリン協奏曲ハ短調Op.4-10,RV.196,F.I-189,P.413
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.4-11,RV.204,F.I-190,P.149
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.4-12,RV.298,F.I-191,P.100
(ヴァイオリン奏者:FELIX AYO [Nr.1-12]、WALTER GALLOZZI [Nr.7])
<作品8番>「IL CIMENTO DELL'ARMONIA E DELL'INVENZIONE」
(和声とインベンションの試み)
ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春(La Primavera)」
Op.8-1,RV.269,F.I-22,P.241
ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏(L'Estate)」Op.8-2,RV.315,F.I-23,P.336
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋(L'Autunno)」Op.8-3,RV.293,F.I-24,P.257
ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬(L'Inverno)」Op.8-4,RV.297,F.I-25,P.442
ヴァイオリン協奏曲変ホ長調「海の嵐(La Tempesta di mare)」
Op.8-5,RV.253,F.I-26,P.415
ヴァイオリン協奏曲ハ長調「喜び(Il Piacere)」Op.8-6,RV.180,F.I-27,P.7
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.8-7,RV.242,F.I-28,P.258
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.8-8,RV.332,F.I-16,P.337
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.8-9,RV.454,F.VII-1,P.259
〔※オーボエ協奏曲RV.236と同一〕
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調「狩り(La caccia)」Op.8-10,RV.362,F.I-29,P.338
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.8-11,RV.210,F.I-30,P.153
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.8-12,RV.449,F.(I-31),P.8
〔※オーボエ協奏曲RV.178と同一〕
(ヴァイオリン奏者:ROBERTO MICHELUCCI [Nr.1-4]、FELIX AYO [Nr.5-12])
<作品9番>「LA CETRA」
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.9-1,RV.181a,F.I-47,P.9
ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.9-2,RV.345,F.I-51,P.214
ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.9-3,RV.334,F.I-52,P.339
〔※オーボエ協奏曲Op.11-6と同曲〕
ヴァイオリン協奏曲ホ長調Op.9-4,RV.263a,F.I-48,P.242
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.9-5,RV.358,F.I-53,P.10
ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.9-6,RV.348,F.I-54,P.215
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.9-7,RV.359,F.I-55,P.340
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.9-8,RV.238,F.I-56,P.260
2つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調Op.9-9,RV.530,F.I-57,P.341
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.9-10,RV.300,F.I-49,P.103
ヴァイオリン協奏曲ハ短調Op.9-11,RV.198a,F.I-58,P.416
ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.9-12,RV.391,F.I-50,P.154〔※独奏は調弦を変更〕
(ヴァイオリン奏者:FELIX AYO [Nr.1-12]、ANNA MARIA COTOGNI [Nr.9])
<作品10番>「6 CONCERTI」(フルート協奏曲)
フルート協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10-1,RV.433,F.VI-12,P.261
〔※原曲=RV.261〕
フルート協奏曲ト短調「夜(La Notte)」Op.10-2,RV.439,F.VI-13,P.342
〔※原曲=RV.104〕
フルート協奏曲ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3,RV.428,F.VI-14,P.155i
〔※原曲=RV.90〕
フルート協奏曲ト長調Op.10-4,RV.435,F.VI-15,P.104
フルート協奏曲ヘ長調Op.10-5,RV.434,P.262
〔※RV.442の第2楽章を移調したもの〕
フルート協奏曲ト長調Op.10-6,RV.437,F.VI-16,P.105
〔※原曲=RV.101〕
(フルート奏者:SEVERINO GAZZELLONI)
<5 CONCERTI 〟CON TITOLI〝>
ヴァイオリン協奏曲ホ短調「お気に入り(Il Favorito)」
Op.11-2,RV.277,F.I-208,P.106
(ヴァイオリン奏者:ROBEROTO MICHELUCCI)
ヴァイオリン協奏曲ホ長調「安らぎ(Il riposo)」RV.270,F.I-4,P.248
(ヴァイオリン奏者:ANNA MARIA COTOGNI)
ヴァイオリン協奏曲ハ短調「疑い(Il sospetto)」RV.199,F.I-2,P.419
(ヴァイオリン奏者:LUCIANO VICARI)
ヴァイオリン協奏曲ニ長調「不安(L'Inquetudine)」RV.234,F.I-10,P.208
(ヴァイオリン奏者:WALTER GALLOZZI)
ヴァイオリン協奏曲ホ長調「恋人(L'Amoroso)」RV.271,F.I-127,P.246
(ヴァイオリン奏者:FELIX AYO)
<4 CONCERTI>
オーボエ協奏曲イ短調RV.461,F.VII-5,P.42
ファゴット協奏曲ホ短調RV.484,F.VIII-6,P.137
フルート(リコーダー)協奏曲ハ短調RV.441,F.VI-11,P.440
フルート協奏曲ニ長調RV.427,F.VI-3,P.203
<4 CONCERTI>
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調RV.523,F.I-61,P.28
(ヴァイオリン奏者:FELIX AYO、ROBERTO MICHELUCCI)
2つのフルートのための協奏曲ハ長調RV.533,F.VI-2,P.76
2つのマンドリンのための協奏曲ト長調RV.532,F.V-2,P.133
2つのオーボエのための協奏曲ニ短調RV.535,F.VII-9,P.302
<5 WERKE / 5 OEUVRES / 5 WORKS>
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV.547,F.IV-2,P.388
協奏曲ニ長調RV.564,F.IV-4,P.188
ヴァイオリン協奏曲イ長調「遠くのこだま(Per eco)」RV.552,F.I-139,P.222
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調「マドリガーレ風」RV.129,F.XI-10,P.86
弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調「聖なる墓にて(Al Santo Sepolcro)」
RV.130,F.XVI-2,P.441
<VERSCHIEDENE CONCERTI / CONCERTI DIVERS /
VARIOUS CONCERTOS>
弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調RV.158,F.XI-4,P.235
ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ヘ長調RV.542,F.XII-41,P.274
弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調RV.153,F.XI-33,P.394
2つのチェロのための協奏曲ト短調RV.531,F.III-2,P.411
弦楽と通奏低音のための協奏曲(シンフォニア)ホ短調RV.134,F.XI-13,P.127
3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV.551,F.I-34,P.278
チェロ協奏曲ハ短調RV.401,F.III-1,P.434
※Electronically re-processed stereo(電子的に再処理されたステレオ?)
ピッコロ(フラウティーノ)協奏曲イ短調RV.445,F.VI-9,P.83
2つのトランペットのための協奏曲ハ長調RV.537,F.IX-1,P.75
『LE QUATTRO STAGIONI』(作品8番 四季)
収録曲:
No.1 春
No.2 夏
No.3 秋
No.4 冬
指揮:Trevor Pinnoock(トレーバー・ピノック)
バイオリン:Simon Standage
演奏:The English Concert(イングリッシュ・コンサート)
出版元:ARCHIV
『VIVALDI FOUR SEASONS』(作品8番 四季 オーケストラ盤)
指揮:ユージン・オ-マンディ
ヴァイオリン独奏:Anshel Brusilow(アンシェル・ブラシロウ)
演奏:The Philadelphia Orchestra(フィラデルフィア管弦楽団)
出版元:CBS SONY
『Vivaldi LE QUATTRO STAGIONI』
演奏:イムジチ合奏団
ヴァイオリン:FELIX AYO
出版元:フィリップス
- ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
(Georg Friedrich Händel、1685-1759、ドイツ→イギリス)
~ドイツ生まれのイギリスに帰化した作曲家で、膨大なオラトリオを遺した
参考:ウィキペディア「ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル」
『WATER MUSIC』
邦題:水上の音楽
演奏:COLLEGIUM AUREUM
出版元:harmonia mundi
収録曲:
「水上の音楽」組曲ヘ長調HWV.348(第1番)
「水上の音楽」組曲ニ長調HWV.349(第2番)
「水上の音楽」組曲ト長調HWV.350(第3番)
『FIREWORKS MUSIC』
邦題:王宮の花火の音楽
演奏:English Chamber Orchestra KARL RICHTER
出版元:ARCHIV
『Coronation Antherms』
邦題:戴冠式アンセム
演奏:The English Concert
指揮:Trevor Pinnock
オルガン:Simon Preston
出版元:ARCHIV
『SÄMTLICHE SONATEN』
出版元:RCA
収録曲:
ソナタ ハ長調Op.1-7,HWV.365
ソナタ イ短調HWV.374(ハレ・ソナタ第1番)
ソナタ ハ短調Op.1-8,HWV.366
ソナタ イ短調Op.1-4,HWV.362
ソナタ ト長調Op.1-5,HWV.363b
ソナタ ホ短調HWV.375(ハレ・ソナタ第2番)
ソナタ ト短調Op.1-2,HWV.360
ソナタ ロ短調HWV.376(ハレ・ソナタ第3番)
ソナタ ニ短調HWV.367a(フィッツウィリアム・ソナタ第3番)
ソナタ変ロ長調HWV.357(1709~10頃)(フィッツウィリアム・ソナタ第1番?)
※バロックフルートとオーボエにて置き換え演奏
ソナタ ヘ長調Op.1-11,HWV.369
minuet e-moll ※詳細不明 ホ短調
Andante h-moll ※詳細不明 ロ短調
作品名不明 ニ短調
作品名不明 ニ短調
Allegro ヘ長調
『SAMTLICHE CONCERTI GROSSI OP.3+6』
邦題:合奏協奏曲集 作品3・6
※「6つの合奏協奏曲集 作品3」と「12の合奏協奏曲集 作品6」を収録
演奏:Academy of St.Martin-in-the-Fields
指揮:Neville Marriner
出版元:DECCA
『Ode for St. Cecilia's Day』
邦題:聖セシリアの祝日のための頌歌
演奏:CONCENTUS MUSICUS WIEN
指揮:Nikolaus Harnoncourt
ソプラノ:Felicity Palmer
テノール:Anthony Rolfe Johnson
出版元:TELEFUNKEN
『SÄMTLICHE ORGELKONZERTE』
演奏:ORCHESTRE DE CHAMBRE JEAN-FRANÇOIS PAILLARD
指揮:Jean-François Paillard
オルガン:Marie-Claire Alain
出版元:ERATO
収録曲:
オルガン協奏曲集第4番(全6曲)
オルガン協奏曲集第7番(全6曲)
オルガン協奏曲第13番ヘ長調「かっこうとナイチンゲール」(原題:Der Kuckuck und die Nachtigall)
オルガン協奏曲第14番イ長調
オルガン協奏曲第15番ニ短調
オルガン協奏曲第16番ヘ長調
『TAMERLANO』(オペラ)
邦題:歌劇 タメルラーノ
演奏:JACOBS・ELWES・VAN DER SLUIS・MALGOIRE
出版元:CBS MASTERWORKS
『ISRAEL IN EGYPT』(オラトリオ)
邦題:エジプトのイスラエル人
演奏:CHOIR OF CHRIST CHURCH CATHEDRAL, OXFORD
ENGLISH CHAMER ORCHESTRA
指揮:SIMON PRESTON
ソプラノⅠ:ELIZABETH GALE
ソプラノⅡ:LILIAN WATSON
アルト:JAMES BOWMAN
テノール:IAN PARTRIDGE
バスⅠ:TOM McDONNELL
バスⅡ:LAN WATT
出版元:argo
『SAUL』(オラトリオ)
邦題:サウル
演奏:English Chamber Orchestra
指揮:CHARLES MACKERRAS
配役:(サウル;Bass)Donald Mcintyre ほか
出版元:ARCHIV
『JUDAS MACCABÄUS』(オラトリオ)
邦題:マカベウスのユダ
指揮:WOLFGANG GÖNNENWEIN
配役:(ユダ;Tenor)PETER SCHREIER ほか
出版元:harmonia mundi
『SAMSON』(オラトリオ)
邦題:サムソン
演奏:Münchener Bach-Orchester
指揮:KARL RICHTER
コーラス:Münchener Bach-Char
配役:サムソン役 Alexander Young(テノール) ほか
出版元:ARCHIV
『Alexander's Feast』(オラトリオ)
邦題:アレグザンダーの饗宴
出版元:TELEFUNKEN
『MESSIAH』(オラトリオ)※英語版
邦題:メサイア
演奏:London Phiharmonic Orchestra
コーラス:John alldis Choir
指揮:KARL RICHTER
出版元:Grammophon
『DER MESSIAS』(オラトリオ)※ドイツ語版
邦題:メサイア
演奏:Münchener Bach-Orchester
コーラス:Münchener Bach-Char
指揮:Karl Richter
出版元:Grammophon
- ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
(Johann Sebastian Bach、1685-1750、ドイツ)
~西洋音楽史上でもっとも偉大な音楽家すなわち世に言う“音楽の父”
参考:ウィキペディア「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ」
「バッハ」(クロード・レーマン著)より引用
インヴェンションとシンフォニアの項
「クラヴィーアのための十五のインヴェンションと十五のシンフォニアを作曲したときには、バッハはまず
教えるということ、つまり子供たち、とくにヴィルヘルム=フリーデマンのために学習方法を確立する
ことを追求したのだった。(訳注=シンフォニアとはこの場合、三声部のインヴェンションのこと。)
(中略)これら≪インヴェンション≫と≪シンフォニア≫は(中略)機能的練習法と作曲への手ほどきとを
合致させようとする、一種の総合的試みと考えてよい。」
『THE BRANDENBURG CONCERTOS』
邦題:ブランデンブルク協奏曲
出版元:LONDON ffrr
演奏:Karl Münchinger・Stuttgart Chamber Orchestra
(カール・ミュンヘンガーとシュツットガルト室内管弦楽団)
収録曲:
ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046a
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050a
ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051
『Brandenburgische Konzerte Nr.1-6』
邦題:ブランデングルク協奏曲
出版元:TELEFUNKEN
指揮:Karl Richter und sein Kammerorchester
(日本語訳:カール・リヒターと彼の室内管弦楽団)
収録曲:(省略)
ブランデンブルク協奏曲
この曲はバッハのこの種の作品中最大の傑作であり、かつコンチェルト・グロッソと呼ばれる種類の曲の中でももっとも優れた作品であって、ヘンデル、コレルリらの傑作もこれには到底及ばないとされる。現在までに研究されているところによると、この曲は当時用いられていた諸形式の影響を受けていること、ヴィバルディのある種の協奏曲の持つ種々の要素を取り入れ、これをバッハ自身の考えにしたがって作り変えて用いていたことが確かであると考えられている。
今日では、実は、ブランデンブルク協奏曲というものが、孤立した特殊な曲集としてまとめるために書かれたのではなく、さらに数多くあった協奏曲の中から、これらだけが選び出されたものだったことが知られている。
そのような協奏曲の中から6曲が、ブランデンブルク大選帝候の下の息子、マルクグラーフェン(辺境伯)クリスティアン・ルートヴィヒのオーケストラのために“選び出された”のである。
楽器の混成の組み合わせに着目してみると、2つの協奏曲が、それぞれ弦楽器の音響が支配する一つの協奏曲をしたがえていることがわかる。このことから、この6つの協奏曲を3つのグループに分類することができる。
第1のグループは第1番ヘ長調、第2番へ長調で、トランペットと狩猟ホルンとオーボエの輝かしい音響のための協奏曲を含む。第2のグループは第4番ト長調、第5番ニ長調で、第1のグループよりもやさしい音響性を有する楽器だけが用いられている。第3のグループは残りの第3番ト長調、第6番変ロ長調で、弦楽器のみによる静かで控え目な協奏曲となっている。
また、第2番、第4番、第5番はヘンデルやコレルリが作り上げたコンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)の形式をとっている。
第3番ト長調
この曲は、コンチェルト・グロッソとしては型破りで、独奏部と合奏部の区別がない。各楽器がたがいに両者てなりあって、反響的効果を出すことを狙ったのだろう。2楽章からなり、その間にフリギア終止をなす2つの和音が書かれている。現在ではこの部分は譜面に書いてあるとおり演奏されるが、あるいはこの上に即興にカデンツァを奏するのが、原作者の意図ではないかとの意見もある。
第4番ト長調
この曲の合奏部は、弦合奏と通奏低音楽器で、管弦楽は加わらない。第2楽章では、独奏部が全体として合奏部に対立するが、第1、第3楽章ではヴァイオリンが最も活躍するので、ヴァイオリン協奏曲に近い。
第5番ニ長調
この協奏曲におけるチェンバロは、一面通奏低音として用いられる一方、あきらかにコンチェルト楽器として用いられる。そのため、ある部分はチェンバロ協奏曲とみなすことができ、曲趣はバロック的ではなやかである。そのためこの曲は、往々にして6曲中最も人気のあるものとなっている。
『Musikalisches Opfer』
原題:音楽の捧げもの
出版元:TELEFUNKEN
収録曲:Ein musikalisches Opfer BWV.1079
演奏:ニコラウス・アーノンコート(Nikolaus Harnoncourt)ほか
Concentus musicus Wien
『OUVERTÜREN』
収録曲:
管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
演奏:Münchener Bach-Orchestrer(ミュンヘン・バッハオーケストラ)
指揮:Karl Richter(カール・リヒター)
出版元:ARCHIV
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫・著)より引用
管弦楽組曲第2
『BACH SUITE H-MOLL / TRIPELKONZERT A-MOLL』
収録曲:
Suite Nr. 2 h-moll BWV1067
(管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067)
Tripelkonzert a-moll BWV1044
(フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1044)
※第1、3楽章は前奏曲とフーガ イ短調BWV.894から、
第2楽章はオルガンのためのソナタ第3番ニ短調BWV.527からの編曲
※第2楽章はモーツァルトが弦楽三重奏のために編曲している。(K404a-5)
フルート:Peter-Lukas Graf
ヴァイオリン:José Luis García
チェンバロ:Jörg Ewald Dähler
指揮:Peter-Lukas Graf
演奏:English Chamber Orchestra(イギリス室内管弦楽団)
出版元:Clovers
『J.S.BACH・3 CONCERTI』
収録曲:
Concert for Flute, Violin, Harpsichord, Strings and Basso Continuo in A minor, BWV1044
"Triple Concerto"
(フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1044)
Concerto for Oboe, Violin, Strings and Basso continuo c-moll, nach BWV1060
(ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲?)
Concerto for Oboe d'amore, Strings and Basso Continuo in A Major, after BWV1055
(オーボエ・ダモーレ協奏曲?)
指揮:Trevor Pinnock(トレバー・ピノック)
演奏:The English Consort
『BACH VIOLIN CONCERTOS NOS1&2 / DOUBLE VIOLIN CONCERTO』
収録曲:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
指揮:Louis Auriacombe(ルイス・アーリアコンブ)
演奏:Toulouse Symphony Orchestra
出版元:EVEREST
『Johann Sebastian & Carl Philipp Emanuel BACH Cembaloconzerte』
収録曲:
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
(※原曲はヴァイオリン協奏曲
第1、2楽章はカンタータ第146番「われらあまたの苦難を経て(Wir mussen durch viel Trubsal in das Reich Gottes eingehen*)」BWV.146に、第3楽章はカンタータ第188番「われはわが信頼を(Ich habe meine Zuversicht)」BWV.188の序曲に転用
チェンバロ協奏曲ニ短調Wq.23
指揮・チェンバロ:Gustav Leonhardt(グスタフ・レオンハルト)
出版元:RCA
『JOHANN SEBASTIAN BACH / Goldberg-Variationen』
収録曲:
Goldberg-Variationen BWV.988
(ゴルトベルク変奏曲ト長調)
指揮:Trevor Pinnock(トレバー・ピノコック)
出版元:ARCHIV
『SZIGETI J.S.BACH 6 SONATAS & PARTITAS FOR VIOLIN ALINE』
収録曲:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ヴァイオリン:Joseph Szigeti(ジョセフ・シゲッティ)
出版元:VANGUARD
「バッハ」(クロード・レーマン著)より引用
「これらのパルティータとソナタは、読者を今いちど組曲の枠内へと連れもどすことになる。
しかし今度は、クラヴィーア作品に見られなかったある多声楽的性格を示す、より表現ゆたかで、
より旋律的で、またより厳格な組曲となる。
パルティータについては、フランス的様式によって当時の趣味に移されたイタリア作曲家たちの
「室内ソナタ」が関係あると考えてはいけないだろうか? そしていっぽうソナタについては、
二つの緩徐楽章と二つの急楽章を持つ「教会ソナタ」が考えられないだろうか?
これは要するに、アルカンジェロ・コレルリとジャン=マリ・ルクレールとを結ぶある関係が
想定されぬかということなのだが。」
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫・著)より引用
無伴奏ヴァイオリン組曲第2番ニ短調の項
「たった1本のヴァイオリン--「無伴奏」の名のようにチェンバロとかピアノの伴奏は
いっさい入りません--だけで、これだけ密度のこい時間をくりひろげてゆくということは
たいへんなことですね。
もちろんヴァイオリンは重音奏法といって、いくつかの音を同時に奏することはできますが、
それにしても本来メロディ楽器であるヴァイオリンに、これだけのふかい表現を可能とさせたのですから、
バッハという作曲家はケタ外れの音楽かといわざるをえません。
この第二番パルティータにはありませんが、ソナタ三曲では、フーガまで演奏させています。
考えてもみてください、オルガンやピアノではない、ヴァイオリン一本でフーガをひかせるのですよ。
ただただ驚嘆してしまうばかりなのです。」
『BACH / Flötensonaten』
収録曲:
Sonata (Ⅰ) in b minor, BWV.1030
(フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 第1番)
Sonata (Ⅲ) in E, BWV.1035
(フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 第3番)
Sonata (Ⅲ) in A, BWV.1032
(フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 第3番)
Sonata (Ⅱ) in d minor, BWV.1034
(フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 第2番)
Concerto in d minor(Fragment)
フルート:Frans Brüggen(1~4曲目)
チェンバロ:Gustav Leonhardt(全曲)
第1ヴァイオリン:Sigiswald Kuijken
第1ビオラ:Wieland Kuijken
出版元:RCA
「バッハ」(クロード・レーマン著)より引用
「≪クラーヴィアとフルートのためのソナタ≫(HP作成者注:BWV1030~1032)においてバッハは、
フルートをヴァイオリンの「代用をする」楽器と見なし、これに、用弓楽器に対するのとおなじような
熱っぽい表現を要求した。
≪フルートと通奏(数字)低音のためのソナタ≫(HP作成者注:BWV1033~1035)は形式的には
イタリアふうのもので、組曲ふうの各楽章が時にはメヌエットあるいはシチリアーノの介入で引き締められ、
また時には「イタリア・ソナタ」の手法で秩序づけられる。しかしこれらの曲の和声的探求は、
またなんという詩情を備えていることだろう。」
『VIVALDI-BACH』
収録曲:
協奏曲ロ短調 Op.3-10,RV.580,F.IV-10,P.148
(※ヴィヴァルディ作曲、バッハがBWV1065に編曲)
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310,F.I-173,P.96
(※ヴィヴァルディ作曲、バッハがBWV.978に編曲)
4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1065
(※バッハがヴィヴァルディのOp.3-10を編曲)
協奏曲第7番ヘ長調BWV.978
(※バッハがヴィヴァルディのOp.3-3を編曲)
出版元:Acharlin
「バッハ」(クロード・レーマン著)より引用
≪他の作曲家たちにもとづく十六の協奏曲≫(BWV972~987)
「ヴァイマルでピゼンデルを介して、弦楽器のために書かれたイタリアの協奏曲の譜稿を幾つか読む
機会を得た。そこで、それらのクラービィーアへの翻案と編曲の問題を解決しようとして、
これと熱心にとり組んだ。
彼はまず原曲の楽譜を仔細に検討して和声を強化し、ついで新たに対位法的効果を用いて、内容を
深めるようにした。ところが、この手法はヴィヴァルディやアレッサンドロやベネデット・マルチェッロの
作品に有効であるだけでなく、テーレマンやザクセン・ヴァイマルのヨハン・エルソスト公の作品に
大しても有効なことがわかってきた。(中略)
これら種々の協奏曲は、最近にいたるまで忘れられていた。輝かしく、時には幻想的でさえあり、
けっして単調なものでないこれらの作品に人びとが目を向けだしたのは、ごく最近のことでしかない。」
(HP作成者注:「ごく最近」はこの本が執筆された時期(1970年前後?)のことであろう。)
『GOULD plays BACH / Italian Concerto Préludes,Fugues,etc... /
GLENN GOULD』
収録曲:
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
小前奏曲ハ長調 BWV.933
小前奏曲ハ短調 BWV.934
前奏曲とフーガ第1番ハ長調 BWV.846
前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV.847
フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
ゴルトベルク変奏曲ト長調 BWV.988
ピアノ:Glenn Gould
出版元:CBS RECORDS / MASTERWORKS
「バロック名曲名盤100」(皆川達夫・著)より引用
イタリア協奏曲の項
「この曲に<協奏曲>の名が附されていますが、オーケストラつきの作品ではなく、チェンバロ一台で
演奏されるものです。(中略)
どうしてもピアノのものというご希望でしたら、ブレンデルか、いっそ思いきってグールドはいかが
でしょうか。どうせこの<イタリア協奏曲>は一種のパラドックスのうえに成立している作品なのですから、
逆手にとってパラドックスに徹するというのもひとつのゆき方かもしれません。」
「バッハ」(クロード・レーマン著)より引用
フランス組曲の項
「これら六曲からなる組曲は、はじめに前奏曲を持たぬという事実によって容易に識別される。
舞曲だけでできているのである。
すなわち、十七世紀にすでに流行していた伝統的な三つの舞曲、
四拍子の明るい≪アルマンド≫、種々の拍子による活発な≪クーラント≫、三拍子のゆるやかな
≪サラバンド≫を含む。これらの楽曲と最後の≪ジーグ≫のあいだに、さらに当時流行していた
フランスの舞曲、つまり≪ブーレ≫≪ガヴォット≫≪メヌエット≫、ときにはフランスふうのエール、
さらにルール(訳者注=フランスの古いダンス曲。)(ルーレするとはレガートでつなぐという意味)
などが挿入された。(中略)
最初の三つは単調で、つぎの三つは長調となる。はじめの四つの組曲は六楽章からなり(訳注=
第一番のメヌエットを二曲と考える。)、最後の二つは七つと八つの楽章からなっている。」
『BACH Two and Three Part Inventions』
収録曲:
インヴェンション第1番ハ長調BWV.772
シンフォニア第1番ハ長調BWV.787
インヴェンション第2番ハ短調BWV.773
シンフォニア第2番ハ短調BWV.788
インヴェンション第5番変ホ長調BWV.776
シンフォニア第5番変ホ長調BWV.791
インヴェンション第14番変ロ長調BWV.785
シンフォニア第14番変ロ長調BWV.800
インヴェンション第11番ト短調BWV.782
シンフォニア第11番ト短調BWV.797
インヴェンション第10番ト長調BWV.781
シンフォニア第10番ト長調BWV.796
インヴェンション第15番ロ短調BWV.786
シンフォニア第15番ロ短調BWV.801
インヴェンション第7番ホ短調BWV.778
シンフォニア第7番ホ短調BWV.793
インヴェンション第6番ホ長調BWV.777
シンフォニア第6番ホ長調BWV.792
インヴェンション第13番イ短調BWV.784
シンフォニア第13番イ短調BWV.799
インヴェンション第12番イ長調BWV.783
シンフォニア第12番イ長調BWV.798
インヴェンション第3番ニ長調BWV.774
シンフォニア第3番ニ長調BWV.789
インヴェンション第4番ニ短調BWV.775
シンフォニア第4番ニ短調BWV.790
インヴェンション第8番ヘ長調BWV.779
シンフォニア第8番ヘ長調BWV.794
インヴェンション第9番ヘ短調BWV.780
シンフォニア第9番ヘ短調BWV.795
ピアノ:Glenn Gould
出版元:CBS RECORDS / MASTERWORKS
『Sonaten für Violine und Cembalo』
(英題:Sonatas for Violin and Harpsichord)
(仏題:Sonates pour violon et clavecin)
出版元:ARCHIV
収録曲:
Sonate Nr.1 h-moll / in B minor / en si mineur
Sonate Nr.2 A-dur / in A major / en la majeur
Sonate Nr.3 E-dur / in E major / en mi majeur
Sonate Nr.4 c-moll / in C minor / en ut mineur
Sonate Nr.5 f-moll / in F minor / en fa mineur
Sonate Nr.6 G-dur / in G major / en sol majeur
(BWV.1014~1019)
演奏者:
バロックバイオリン:Eduard Melkus
チェンバロ:Huguette Dreyfus
『Weihnachts-Oratorium』(BWV.248)
(英題:CHRISTMAS ORATORIO/邦題:クリスマス・オラトリオ)
出版元:ARCHIV
ソプラノ:Gundula Janowitz
アルト:Christa Ludwig
テノール:Fritz Wunderlich
バス:Franz Crass
コーラス:Münchener Bach-Chor(ミュンヘン・バッハ合唱団)
演奏:Münchener Bach-Orchester(ミュンヘン・バッハ管弦楽団)
指揮:Karl Richter(カール・リヒター)
『JOHANN SEBASTIAN BACH DAS ORGELWERK1』
(バッハ・オルガン作品全集1)
※ヘルムート・ヴァルヒャによる「バッハ・オルガン作品全集」の2回目の録音作品と思われる。
出版元:ARCHIV
演奏:Helmut Walcha(ヘルムート・ヴァルヒャ)
オルガン:アルクマールの聖ローレンス教会大オルガン、
ストラスブールのサン・ピエール・ル・ジュヌ教会ジルバーマン・オルガン
収録曲:
BWV.565/540/538/564
BWV.542/572/562/582/537
BWV.548/547/544/534
BWV.552/541/546/543
BWV.525/530/545/536/535
BWV.526/527/528/529
BWV.531/533/579/551/532/574/550
BWV.588/589/590/539/578/1080
WikiPedia「ヘルムート・ヴァルヒャ」の項より引用:
ヘルムート・ヴァルヒャの最大の業績は、上記の通り、J.S.バッハのオルガン作品をモノラル録音、ステレオ録音の2度にわたり録音したことであるが、LPレコードやステレオ録音の登場により、完成には多くの年月を費やした。
アルヒーフでは、(中略)バッハの全オルガン作品をヘルムート・ヴァルヒャの演奏によってレコード化することを計画しており、(中略)録音技師やヴァルヒャが目を向けたのが、カペルのシュニットガー・オルガンである。1950年から1952年にかけて、バッハのオルガン作品のほとんどが録音された。(「バッハ・オルガン作品全集」の1回目の録音として知られる。) しかし、ステレオ録音の開始により、このオルガンでは、音響面の問題により、録音を中断することになった。
次に、選ばれたのは、アルクマールの聖ローレンス教会のシュニットガー・オルガンである。ここでは、ドームの響きも素晴らしいものであり、数曲録音された。
バッハのオルガン作品全集の録音計画が復活したのは、1968年のことである。当時では、ステレオ録音も多く、ステレオ録音による再録音の必要性が認められたために、復活されたと考えられる。(中略)遂に、ストラスブールのサン・ピエール・ル・ジュヌ教会のジルバーマン・オルガンを選んだ。ジルバーマンのオリジナルのストップは僅かにしか残っていなかったが、当時の構成配置計画書ならびに数量表に従って、周到に修復されていたからである。
1971年までに、残りのオルガン作品が録音され、『J.S.バッハ オルガン作品全集』は完成した。(「バッハ・オルガン作品全集」の2回目の録音として知られる。)
ヴァルヒャの演奏は当時、新たな規範的演奏とみなされた。
※WikiPediaには「ジルバーマン教会のオルガン」と記載されていますが、これは「ジルバーマン・オルガン」の誤りであると判断し、当ウェブサイトでは訂正して掲載しています。(2013.5.2現在)
Ⅲ.古典派
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(Wolfgang Amadeus Mozart、1756-1791、神聖ローマ帝国領・現在のオーストリア)
~古典派音楽の代表であり、ウィーン古典派三大巨匠の一人
参考:ウィキペディア「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」
(交響曲)
交響曲第25番・26番・27番 初期の交響曲
交響曲第29番・30番・34番 初期の交響曲
交響曲第38番「プラハ」・第35番「ハフナー」
交響曲第40番・第39番
交響曲第40番・第41番「ジュピター」
(協奏曲)
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 / オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
オーボエ協奏曲ハ長調K.314
アンダンテ ハ長調 K.315
ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459 / ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
(ミサ曲)
レクイエム ニ短調 K.626
ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」K.317
(その他)
証聖者の盛儀晩課(ヴェスペレ)ハ長調 K.339
ディヴェルティメント(喜遊曲)第17番 ニ長調 K.334
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
(Ludwig van Beethoven、1770頃-1827、神聖ローマ帝国領・現在のドイツ)
~クラシック音楽史上極めて偉大な作曲家の一人であり、
ウィーン古典派三大巨匠の一人でもある
参考:ウィキペディア「ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」
交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄(Eroica)」
(B面)リスト 交響詩 「前奏曲」
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏:ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
(B面)コリオラン序曲
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命(Schicksal)」
(B面)シューベルト 交響曲 第8番 ロ短調 D.759「未完成」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命(Schicksal)」
(B面)シューベルト 交響曲 第8番 ロ短調 D.759「未完成」
指揮:ロリン・マゼール
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68 「田園(Pastorale)」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68 「田園(Pastorale)」
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲 第7番 イ長調 Op.92
指揮:ディーン・ディクソン
演奏:プラハ室内管弦楽団
交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 「合唱(Choral)」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ウイーン楽友協会
交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 「合唱(Choral)」
(B面)交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命(Schicksal)」
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏:ウイーンフィルハーモニー管弦楽団・バイロイト祝祭OC
序曲集 コリオラン・レオノーレ・フィデリオ・献堂式・エグモント
指揮:イーゴル・マルケビッチ
演奏:ラムルー交響楽団
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ) ニ長調 Op.123
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ウイーン楽友協会
ピアノ協奏曲 第1番~第5番
ピアノ:ヴィルヘルム・バックハウス
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
演奏:ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノソナタ 第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノソナタ 第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ピアノソナタ 第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ
ピアノソナタ 第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノソナタ 第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ピアノ:ウラディミール・ホロビッツ
バイオリン協奏曲
ヴァイオリン:クリスチャン・フェラス
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
バイオリンソナタ 第1番~第10番
ヴァイオリン:イザック・パールマン
ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ
チェロとピアノノナタ 第1番~第5番
チェロ:ムスティスラフ・ロストロポービッチ
ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
グリュミォー演奏集
バガテル イ短調「エリーゼのために」
バドゥラ=スコダ アンコール集
Ⅳ.ロマン派音楽
a.初期ロマン派音楽
- フランツ・ペーター・シューベルト
(Franz Peter Schubert、1797-1828、オーストリア)
~古典派からロマン派への橋渡し的存在。「歌曲の王」
参考:ウィキペディア「フランツ・シューベルト」
ウィキペディア「フランツ・シューベルト」より引用:
「シューベルトは一般的にロマン派の枠に入れられるが、その音楽、人生はウィーン古典派の強い影響下にあり、記譜法、基本的な作曲法も古典派に属している。貴族社会の作曲家から市民社会の作曲家へという点ではロマン派的であり、音楽史的には古典派とロマン派の橋渡し的位置にあるが、年代的にはシューベルトの一生はベートーヴェンの後半生とほぼ重なっており、音楽的にも後期のベートーヴェンよりも時に古典的である。
(中略)
シューベルトは幼い頃からフランツ・ヨーゼフ・ハイドンやミヒャエル・ハイドン、モーツァルトやベートーヴェンの弦楽四重奏を家族で演奏し、(中略)シューベルトは当時ウィーンで最も偉大な音楽家であったベートーヴェンを尊敬していたが、それは畏怖の念に近いもので、ベートーヴェンの音楽自体は日記の中で「今日多くの作曲家に共通して見られる奇矯さの原因」としてむしろ敬遠していた。(中略)
むしろシューベルトが愛した作曲家はモーツァルトである。1816年6月14日、モーツァルトの音楽を聴いた日の日記でシューベルトはモーツァルトをこれ以上無いほど賞賛している。
(中略)
シューベルトは後の作曲家の多くに影響を与えた。『大ハ長交響曲』を発見したシューマンは言うに及ばず、特に歌曲、交響曲においてメンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー、ヴォルフ、リヒャルト・シュトラウス、ドヴォルザークなど、シューベルトの音楽を愛し、影響を受けた作曲家は多い。」
交響曲第7番「未完成」D759
指揮:ヴィルヘルム・フルトベングラー
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(B面)
メンデルスゾーン バイオリン協奏曲
指揮:ヴィルヘルム・フルトベングラー
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バイオリン:ユーディ・メニューイン
交響曲第8番「ザ・グレート」D944
指揮:カール・ミュンヒンガー
三重奏曲 ピアノと弦楽NO1 D471
チェロ:パブロカザルス
ピアノ:イストミン
バイオリン:シュナイダー
三重奏曲 ピアノと弦楽NO2 D581
チェロ:パブロ・カザルス
ピアノ:ミェチスワフ・ホルショフスキー
バイオリン:アレクサンダー・シュナイダー
楽興の時 ピアノ全6曲 D780
ピアノ:アルフレート・ブレンデル
楽興の時 第3番 D780
ピアノ:アブリエド チェドス
楽興の時 第2番 D780 パウルスコダアンコール集
即興曲 ピアノ全3曲 D946
ピアノ:アルフレート・ブレンデル
※備考
シューベルト交響曲の番号付けについては諸氏の意見の分かれるところかと思いますが、本稿では国際シューベルト協会の規定に則っています。
(参考・・・ウィキペディア「フランツ・シューベルト - 交響曲の番号付け」)
b.後期ロマン派音楽
- ヨハネス・ブラームス
(Johannes Brahms、1833-1897)
~バッハ、ベートーヴェンと共に、ドイツ音楽における三大「B」と並び称される
参考:ウィキペディア「ヨハネス・ブラームス」
交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
(B面)大学祝典序曲
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
(B面)大学祝典序曲
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
(B面)ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
(B面)ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
ドイツ・レクィエム Op.45
指揮:ゲオルグ・ショルティ
演奏:シカゴ交響楽団
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ヴァイオリン:アイザック・スターン
指揮:ユージン・オーマンデイー
演奏:フィラデルフィア交響楽団
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
ピアノ:エドゥアルド・ムラツェク
指揮:ハンス・スワロフスキー
演奏:ウイーン国立歌劇場管弦楽団
ワルツ イ長調 パドゥラスコダアンコール集
- ヨーゼフ・アントン・ブルックナー
(Josef Anton Bruckner、1824-1896、オーストリア)
~オーストリアの作曲家にして、優秀なオルガン奏者
参考:ウィキペディア「アントン・ブルックナー」
ウィキペディア「アントン・ブルックナー」の項より引用:
「後期ロマン派の中での特異性を指摘する評論家も少なくない。一つは、オペラや文学との接点の少なさであり、これは彼の作品にオペラが残されていないことや、ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」に対する無理解にもとづく醒めた感想(中略)から推察されるものである。もう一つは、作曲書法の随所でオルガン奏者の発想を感じさせることである。
交響曲の歴史の中では、長大な演奏時間を要する作品を作り続けた点で、しばしばマーラーと比較される。また、同時代の作曲家の中では、ヨハネス・ブラームスと対立する存在としばしば捉えられている。
(中略)
ブルックナーの交響曲は欧米、特にドイツ圏では大変人気が高いので、若い指揮者が積極的に演奏会・録音に取り上げることが多い。一方で、古い録音による過去の名指揮者による演奏も繰り返しCDとして発売され、広く聴かれている。日本でも、ブルックナー信奉者が多く、演奏機会には比較的めぐまれている。
(中略)
古くはヴィルヘルム・フルトヴェングラーやハンス・クナッパーツブッシュなどが録音しており、これらのCDは今なお広く聴かれている。とりわけ原典版出版後も改訂版を使用し続けたクナッパーツブッシュの録音は、第一級の指揮者・オーケストラによる改訂版の演奏記録としても貴重なものである。
」
交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲第5番 変ロ長調
(B面)ワーグナー 舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』の4作目『神々の黄昏』から
Ⅰ ジークフリートのラインへの旅
Ⅱ ジークフリートの葬送行進曲
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー交響楽団
交響曲第7番 ホ長調
(B面)ワーグナー 舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』の4作目『神々の黄昏』から
オーケストラセット・マタチッチ編
Ⅰ ジークフリートのラインへの旅
Ⅱ 前奏曲 愛の死
指揮:ロヴロ・フォン・マタチッチ
演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第8番 ハ短調
指揮:オットー・クレンペラー
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
- グスタフ・マーラー
(Gustav Mahler, 1860-1911、オーストリア帝国)
~「やがて私の時代が来る」との名言を残し、その死後200年を経て
予言は現実のものとなった
参考:ウィキペディア「グスタフ・マーラー」
交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
交響曲 第9番 ニ長調
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
ソプラノ:エミリア・クンダリ
メゾソプラノ:モーリン・フォレスター
コントラルト:ウエストミンスター合唱団※
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
※コントラルトとは、アルトより低い音域で、女性の最低音。
交響曲 第3番 ニ短調
メゾソプラノ:マーサ・リプトン
合唱:スコラカントゥルム女声合唱団、トランスフィギュレーション教会少年合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
交響曲 第4番 ト長調 「大いなる喜びへの賛歌」
ソプラノ:レリ・グレスト
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
交響曲 第5番 嬰ハ短調
指揮:ベルナルト・ハインティンク
演奏:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(B面)交響曲 第10番 嬰ヘ長調 〔未完〕
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
ソプラノ:スポーレンベルク/ジョーンズ/アンニャー
アルト:レイノズル/プロクター
テノール:ミッチンソン
バリトン:ルジャータ
バス:マッキンタイヤー
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ロンドン交響楽団
交響曲 「大地の歌」
テノール:フリッツ・ヴンダーリヒ
メゾソプラノ:リードウィッヒ
指揮:オットー・クレンペラー
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
(露:Пётр Ильич Чайковский;ラテン文字表記:PyotrあるいはPeter Ilyich Tchaikovsky、1840-1893、ロシア)
~ロシアロマン派の象徴的存在
参考:ウィキペディア「ピョートル・チャイコフスキー」
交響曲 第1番 ト短調 Op.13 「冬の日の幻想」
指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏:ソヴィエト国立交響楽団
交響曲 第2番 ハ短調 Op.17 「小ロシア」
指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏:ソヴィエト国立交響楽団
交響曲 第3番 ニ長調 Op.29 「ポーランド」
指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏:ソヴィエト国立交響楽団
交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36
指揮:ジョージ・セル
演奏:ロンドン交響楽団
交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
(B面)グリンカ作曲 オペラ『ルスランとリュドミュラ』より
指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏:ソヴィエト国立交響楽団
交響曲 第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー交響楽団
交響曲 Op.58 「マンフレッド」
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送交響楽団
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー交響楽団
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(B面)イタリー奇想曲
ヴァイオリン:クリスチャン・フェラス
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ヴァイオリン:ダヴィッド・オイストラフ
指揮:ユージン・オーマンデイー
演奏:フィラデルフィア管弦楽団
バレエ 「眠れる森の美女」 Op.66
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏:BBC交響楽団
バレエ「白鳥の湖」Op.20
バレエ「眠れる森の美女」Op.66
バレエ「くるみ割り人形」Op.71
指揮:ユージン・オーマンデイー
演奏:フィラデルフィア管弦楽団
- アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク
(Antonin Leopold Dvořák, 1841-1904、チェコ)
~後期ロマン派を代表する作曲家であり、クラシック音楽至上屈指の人気作曲家
参考:ウィキペディア「アントニン・ドヴォルザーク」
ウィキペディア「アントニン・ドヴォルザーク」の項より引用:
「ドヴォルザークは、ワーグナー派対ブラームス派の対立が明らかとなった時代に学習期を迎えている。1860年代後半、彼はワーグナーの音楽に心酔し、プラハでワーグナーのオペラを常時上演していたドイツ劇場(スタヴォフスケー劇場)に足繁く通った。
1871年に作曲したオペラ『王様と炭焼き』第1作には、(中略)ワーグナーの影響が明らかに見て取れる。しかし、この作品は失敗作と見なされ、初演を迎えることはなかった。ドヴォルザークは、この『王様と炭焼き』第1作と全く同じ台本に異なった音楽をつけ、ナンバー・オペラに仕立てた『王様と炭焼き』第2作以降、徐々にワーグナーの影響下を脱していく。
こうしたドヴォルザークの才能にいち早く着目したのは、ワーグナーと相対していたブラームスである。(中略)彼は、(中略)ワーグナーから学んだドラマ性、ブラームスも着目する構成力を高い次元で兼ね備えた作曲家であった。
とはいえ、ドヴォルザークの音楽をとりわけ魅力的にしているのは、シューベルトと並び賞される、その親しみやすく美しいメロディーである。
彼の交響曲第9番の第2楽章は、日本語の歌詞がつけられて唱歌「家路」として親しまれるだけでなく、学校やデパートなどの終業時刻を知らせるメロディーとしても多く利用されている。」
交響曲第7番 ニ短調 作品70 B.141
指揮:ラファエル・クーベリック
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第8番 ト長調 作品88 B.163
指揮:ヴァーツラフ・ノイマン
演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(B面)スケルツォ・カプリチォーソ 作品66
交響曲第9番 ホ短調 作品95 B.178「新世界より」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第9番 ホ短調 作品95 B.178「新世界より」
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロンビア交響楽団
交響曲第9番 ホ短調 作品95 B.178「新世界より」
指揮:カレル・アンチェル
演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
参考資料
「バロック音楽」
著者:皆川達夫
出版社:講談社現代新書
バロック音楽の入門書としてとてもおすすめです。それほど学問的でもなく、誰にでもわかりやすい文章でしたためられており大変読みやすい。かといって紹介されているレコードはどれも秀逸で、この本を読めばバロック音楽の基礎知識を一通り得ることができるでしょう。
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「バロック名曲名盤100」
著者:皆川達夫
出版社:講談社
バロック音楽をはじめとした、さまざまな作曲家のまさに教科書的著作です。それぞれの作曲家の生い立ち・エピソードから、作風、代表作のことまで解説されており、この本を読んでレコードを聴いていけば間違いなしです。お薦めです!
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「不滅の大作曲家 バッハ」
著者:クロード・レーマン
訳者:店村新次 浅尾己巳子
出版社:音楽之友社
ISBN:1373-220511-0777
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原著者のクロード・レーマン(Claude Lehmann)は一風変わった経歴のバッハ研究家です。彼はリューマチ治療を専門とする1921年生まれの医学者で、医学博士の肩書きも持っています。本書のほかにも、フランスでもっとも権威ある叢書「プレイヤード」の<音楽の歴史 Historie de la musique>の中のバッハの声楽作品を受け持っていることでも、氏がバッハ研究科として一家をなしていることがわかります。(訳者あとがきより)
「名曲解説全集 第6巻 協奏曲上」
編者:音楽之友社
発行者:目黒三策
ISBN:1373-010061-0777
「クラシックデータ資料館」 (館長:梅沢敬一氏)
さまざまな作曲家の作品の詳細なデータが収められています。
(資料室:作品表)

WikiPedia「ヨハン・セバスティアン・バッハの作品一覧」
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